Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

AWS Workspaces デスクトップ

おうちクラウドパソコンとしてAWS Workspacesを購入(と言ってもしばらくは無料だが)して使い始めてみた。今回選んだOSはAWS Linuxと呼ばれるものだが、普段Windowsをお使いの方がWindowsを選択すると、Workspacesはホントにほぼ違和感なくフツーのパソコンとして使えるだろう。特に全画面で使っているとおうち物理パソコンと区別はできないかもしれない。AWS LinuxRedHatをベースとしているようで、デスクトップはGNOME2系のMATE(マテ)である。RedHatベースなのでyumでパッケージの追加は自由にできるし、やろうと思えばいくらでもカスタマイズできそうだが、ほぼ完成された感じだし、Workspacesの本来の利用目的からするとそのまま使うのが一番よいだろう。
最初からインストールされている主要なアプリはオープンソースのLiberOfficeとFirefoxくらいだが、もちろん必要なアプリはyumで簡単に追加できる。ただしyumにおけるAWSのお作法は少しあるようだ。
早速お試でFirefoxyoutubeなど再生してみると、画質は全画面などにしなければ少しカクカク感があるくらいでほぼ違和感ないし、音も何も追加設定なしでいきなり問題なく再生された。これは10年前くらい前までLinuxオタクだった私には驚きである。当時はVNC接続などすると音は出せないのが普通だったし、動画も無理に再生させてもコンピュータパワー的にも回線品質的にも使い物にならなかった記憶しかない。10年の環境の変化技術の進歩も当然あるが、それだけこのAWS Workspacesのサーバーとクライアントアプリの組み合わせは完成されたものなのだろう。
ただ今回はクラウドパソコンでYoutubeなどが再生できることを確認しただけで、画質音質等はテレビに刺したFireTVのほうが勝るので、日常使うわけではないつもりだ(笑)。