Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

クラウドパソコンにつなぐ

前回クラウドパソコンを以下のように例えてみた。

  1. クラウドパソコンは貸倉庫のコンピュータのようなもの。
  2. 電源オンオフはコントロールパネルで行う。
  3. ケーブルはsshでつなぐ。

また最初AWS Workspacesを使っていたのだが、Sikulixでつまづいてしまい、別のWebARENA Indigoというサービスを使うことにした。2CPU2Gメモリで月最大700円ということで、他の無料枠候補を除けばまあまあお得感があると思っている。
WebARENA Indigoにアカウントを作るとまずコントロールパネルが使えるようになる。最初にやることはSSHの作成で、つまりクラウドパソコンとおうちパソコンをつなぐケーブルの準備だ。またSSH鍵を作成するとprivate_key.txtというファイルがダウンロードされるのでこれは後で使うので大切にとっておく。
次はインスタンスの作成で利用するOSの種類をUbuntuなどのディストリビューションから選び(もちろんWindowsも選択できる)、CPU数やメモリの大きさを決める。ちなみに今回はUbuntuを選択し2CPU2Gメモリとした。もちろん最初に作ったSSH鍵もここで指定する。インスタンスが作成されると(少し時間はかかる)、いよいよクラウドパソコンが起動されたことになり、課金もはじまる(笑)。作成直後は電源が入った状態になっていると思うので電源オフしたい場合はコントロールパネルから行う。
最後におうちパソコンとケーブル(ssh)で接続する。sshは今どきどのOSにも入ってると思うが、なければインストールしておく。インスタンス情報でで自分のクラウドパソコンのIPアドレスとユーザIDがわかると思うので、先にダウンロードしたprivate_key.txtも使って、

$ ssh -i private_key.txt" -l ユーザID IPアドレス

でつながればOK。クラウドパソコンの利用開始である(笑)。クラウド業者によっていろいろな言葉の使い方が違うところはあると思うが、おおむねこういう流れだと思う。