Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

クラウドパソコンとは?

クラウドパソコンと勝手に命名し、その普及に努めているのだが(笑)、この業界の人や仕事で使ったことがある人以外はピンとこないどころか、何言ってるかすらわからない人が多いのではないだろうか?この業界は自ら積極的に使う人にはおもしろいが、そうでない人への説明力が課題なのだろうと思っている(えらそう(笑))。
クラウドパソコンというのは、インターネット上のサービスを使って、個人パソコンと同じように使えるモノと定義する。当然おうちに1台もパソコンが無いと利用が難しいので2台目以降のパソコンが対象になるが、場合によってはスマホからも利用可能である。例えるなら貸倉庫にコンピューターを置いてレンタル料を毎月払う、というのをイメージしてもらうと良いかもしれない。
では貸倉庫にあるのなら、まず電源はどうやって入れたり切ったりするか?これは一般にはコントロールパネルと呼ばれているモノが申し込んだクラウド業者から提供される。(Windowsにあるコントロールパネルとは別物)。
次にどうやって貸倉庫のコンピューターまでをつなぐのか?これは今ではsshと言うツールがその役割を果たす。別の例えをするとマウスやヘッドフォンなどいろんなデバイスが使えるbluetoothのように、クラウドパソコンでは画面やキーボードやマウスはすべてsshで接続する。まとめると

  1. クラウドパソコンは貸倉庫のコンピュータのようなもの。
  2. 電源オンオフはコントロールパネルで行う。
  3. ケーブルはsshでつなぐ。

このような例え方がイメージできると、誰でもクラウドパソコンが使えるようになると思う(わかなんないけど(笑))。
ちなみにAWS Workspacesでsshが登場しないのは、そういうのを気にせず使えるようにパッケージに詰め込んだ専用アプリ、言わば独自仕様のケーブルを使っているから。なので便利だしすぐに始められるし品質も高いのだが、少しお高いサービスということなのである。