Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

シンクライアント

クラウドパソコンとして最初はAWS Workspacesを使っていたのだが、何故かRPAツールであるSikulixがうまく動作せず行き詰まってしまった(涙)。そのためWebARENA IndigoというNTT系列のサービスを使って、第2のクラウドパソコンとした。OSはおうちパソコンのdynabook N40と同じUbuntuにして、基本的には同じ構成とすることにした。dynabook N40はLinuxを入れてからサクサク動くものの、時々フリーズという致命的な現象がまだ解決していない。しかしこの構成ならたとえおうちパソコンがフリーズしてもクラウドパソコン側は作業状況がそのままキープされるし、RPA実行中ならそのまま実行を続けてくれている。
「あれ?それってシンクライアントってこと?」と思ったあなた、センスあります(笑)。はい、そのとおりです。シンクライアントというのは、今流行りの映画のタイトルとは全く関係なく、15年前からこの業界では既に一般的なIT上の概念として普及していたもので、thinなパソコンという意味である。thinの一般的な日本語役は"薄い"だが、ここではMac Bookのような薄型パソコンの事でなくて、機能がわずかしかないという意味である。つまり今回の言葉でいうとおうちパソコン側クラウドパソコンの画面を表示するだけでわずかの機能を実行するだけという意味である。なので比較的古くて遅いパソコンで十分とされていて、私のdynabook N40がその立ち位置に落ち着いたのはとても自然な流れで当然の帰結というべきかもしれない(笑)。