Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

Unifying キーボード

その昔キーボード接続といえばPS/2と呼ばれるケーブルで接続するのが主流で、私も長らくお世話になっていたのだが、今ではすっかり見かけなくなった。そもそもノートパソコンでは不要だし、デスクトップでもBluetoothが主流で、USBであっても無線が主流だろう。USBキーボードの出始めの頃はそれでも「PS/2じゃないと同時押しできない!」という理由でPS/2にこだわっていたゲーム系の方もたくさんいたと思うが、今ではUSBでも同時押しがある程度可能で、実際に問題なることもほとんどなくなったのだろう。
私も仕事関係のパソコンとおうちパソコンを使い分ける関係上、複数切り替え接続できるBluetoothキーボードを使っているのだが、今回MINISFORUM UM350を購入して改めてUnifying式のキーボードの必要性を確認した。もちろんしょっちゅうLinux OSを入れ替えているような人にとっては当たり前の装備なのかもしれないが(笑)。
Bluetoothはその仕様上OSが起動された後でないと認識されないので、OSの最初の起動後にBluetooth設定するまではキーボードが使えない。しかしキーボードが無いと最初の設定ができない(難しい)といういわゆるデッドロックに陥ってしまう(笑)。つまりBluetoothキーボードしか持っていないとそこで作業が停止してしまう。UnifyingならOSの起動前、UEFI(BIOS)で認識されるので利用可能というわけだ。もちろんBluetoothが認識できるUEFIがあればそれが可能だと思うが、私はまだ見たことがない。理由はよく知らないがやはりBluetoothUEFIに入れるには大きすぎるのだろう。
最近ではBluetooth + Unifyingのキーボードも売っているようだし、マウスなどと複数台共有できるUnifying USBもあるみたいなので、今度買うときはそういうのにしてみようと思っている(当分先になると思うが(笑))。

Unifying Keyboard