Sikulix Googleでお試し
dynabook N40にUbuntu日本語Remixを入れてSikulixを試してみる。基本的にマウスとキーボードが操作できるので、パソコンで出来ることはすべて実現できるはずである。jarでの配布なのでjavaで起動するだけ。
$ java -jar sikulixide-2.0.5.jar
するとエディターが立ち上がる。いわゆる統合開発環境みたいな感じである。
スクリーンショットを撮るボタンがあるので、これで操作したいパソコン上の一部を切り取り編集していく。マウスでクリックさせる場合は、標準では切り取る画像のちょうど中央になるようにショットをとるのがこつである。今回はお試しなのでfirefoxでgoogle.comが開いた状態で始めることにする。
スクリーンショットの部分はsikulix統合環境で開いている場合は画像イメージで見えていてわかりやすいが、保存して後からソース(拡張子.py)を見ると自動的にファイル名がつけられたものに変換されている。
#Google検索窓を左クリック。画像中央 click("1655010823490.png",10) # "sikulix" を検索 paste("sikulix") # ENTERキーを入力 type(Key.ENTER) # 検索結果が出るまで10秒待つ wait(10) # 検索結果をキャプチャする filename = capture(App.focusedWindow()) # キャプチャ結果が保存されたファイル名を表示する print(finename)
実行してみると、自動的にエディターが画面から消え、実行が終了するとまた立ち上がる。エディターの右側に実行ログが表示され、printで指定したキャプチャーされた画像が保存されているファイル名もそこに表示されている。キャプチャ結果はLinuxの場合/tmpの下にでるみたいだ。これはいろいろ応用ができて面白そうである。