Batasan Blog

人類みな五十歩百歩

Audacity

コンピュータと映像や音楽コンテンツはその親和性の良さと、著作権問題とのバランスを常に取りながら発達してきたといえる。CDやDVDのコピーガードと法律の個人の利用の範囲内のせめぎあいはもちろん、最近ではコンピューター性能の発達によりパソコン画面の録画もそれなりの性能で可能になってきたが、ガードする側の技術も進化してきている。一方で個人の利用の範囲では非常に有用なケースもおおく、法律の範囲をしっかり意識して守りながら利用したい。

dynabook N40に入れたUbuntu日本語RemixでAudacityを試してみる。Audacityというのは音声編集ソフトでWindows版とLinux版どちらもほぼ同じ使い勝手のすぐれものである。これとパソコンの音声設定を組み合わせて、パソコンの音を録音できるのである。要はパソコンのサウンド出力とサウンド入力をつなげばよいのである。もちろんやろうと思えば今はやりのサブスクリプションサービスの音声も録音できてしまうが、くれぐれも各国の法律を順守して利用いただきたい。

昔はWindowsサウンドの設定から「出力と入力」をつなげたのだが、今は標準ではできなくてvoicemeeterなどのアプリを入れる必要があるようだが、ここでは触れないことにする。

dynabook N40のUbuntuではPavucontrolをインストールして、「入力装置」のタブで「代替として設定」項目をいじることでAudacityで録音ができるようになった。

注意しないといけないのは、あたりまえだがパソコンの音をすべて録音するので、録音中にオペミスでエラー音が発生すると、その音もしっかり録音されてしまう(笑)。しかもUbuntu日本語Remixは設定メニュー上で警告音を「犬」とか「水」とか「ガラス」に変えることはできる(笑)が、完全に削除する項目が今のところ見当たらない(涙)。設定音量をゼロにしてもAudacityへの入力はゼロになってないみたい。当面録音中はdynabook N40に触らないようにしよう(笑)。

Audacity